キャッシングする時の注意点と言えば、非常にたくさんあるような、一つしかないような・・・。
常に頭に置いておかないと後で自分の首を締めることになりますので、キャッシングに慣れて忘れてしまわないように、まとめておきましょう。
・借りすぎるべからず
非常にシンプルで一番大事なことは、「借りすぎるな」ということです。あまりに当たり前のことですが、この当たり前のことが出来ずに返済不能になってしまう人がいるわけです。
なぜかと言えば、だんだん借りている感覚が薄くなってしまうからでしょう。
自分が常にどれくらいの借金をしていて、いつになったら完済出来るのかを頭に置いている人は、キャッシングの罠にはかからずに済む可能性が高いです。
どれくらいが借りすぎになるかは、やはり「3分の1」という数字を目安にすると良いでしょう。
月の返済総額が、自分の毎月の給料の3分の1に絶対に近づかないようにすることが大事です。
・完済してから借りるべし
多重債務者の多くは、少し返済が進むと、すぐにまた空いた枠でキャッシングをします。
そのうち利息を返すのが辛くなって、新たにキャッシング業者を探したりしてどんどん借金を増やして行きます。借りているお金は元金で、これを元にパーセンテージを計算して利息を出している業者がほとんどです。
いつまでたっても元金が減らなければ、ずっと永遠に利息ばかりを払い続けることになるのです。
大事なのは毎月の返済額ではなく、元金です。
新たに借りるのは、1回すべて返し終わってからと心得ましょう。
・借りたお金はマイナス
お金を借りると、プラスになったように感じますが、それは大きなマイナスです。
例え3万円借りただけでも、返すのは3万円では足りません。手にした3万円はおサイフにプラスになったのではなく、それ以上の金額のマイナスになったのです。ここを勘違いしないようにすれば、おそらく返済不能になって人生がダメになるほどひどい状況にはならずに済むはずです。